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4 | 4 | VIMリファレンスマニュアル by Bram Moolenaar
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6 | 6 | *unix* *Unix*
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| -このファイルは Unix のバージョンの Vim で特殊な事柄について書いてあります。 |
| 7 | +このファイルは Unix のバージョンの Vim で特殊な事柄について書いてある。 |
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9 | 9 | Vim を Unix でコンパイルするには src ディレクトリにある "INSTALL" と
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| -"Makefile" をご覧下さい。 |
| 10 | +"Makefile" を参照。 |
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| -デフォルトのヘルプファイルの名前は "/usr/local/lib/vim/help.txt" です。 |
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| -"s:.vimrc" と "s:.exrc" の代わりに "$HOME/.vimrc" と "$HOME/.exrc" が使われま |
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| -す。さらに "/usr/local/etc/vimrc" が初めに使われます。もし "/usr/local/share" |
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| - があれば "/usr/local/lib" の代わりにそちらが使われます。 |
| 12 | +デフォルトのヘルプファイルの名前は "/usr/local/lib/vim/help.txt" である。 |
| 13 | +"s:.vimrc" と "s:.exrc" の代わりに "$HOME/.vimrc" と "$HOME/.exrc" が使われる。 |
| 14 | +さらに "/usr/local/etc/vimrc" が初めに使われる。"/usr/local/share" があれば |
| 15 | +"/usr/local/lib" の代わりにそちらが使われる。 |
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| -(フィルターを実行するときに使われる)一時的なファイルは "/tmp" に置かれます。も |
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| -しほかの場所におきたければ $TMPDIR 環境変数を自分の好みの場所に設定してくださ |
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| -い。 |
| 17 | +(フィルターを実行するときに使われる) 一時的なファイルは "/tmp" に置かれる。他 |
| 18 | +の場所に置きたければ $TMPDIR 環境変数を自分の好みの場所に設定すること。 |
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| -ワイルドカード展開と '~' (ホームディレクトリ)と '$' (環境変数)を使うことができ |
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| -ます。 |
| 20 | +ワイルドカード展開と '~' (ホームディレクトリ)と '$' (環境変数)を使うことがで |
| 21 | +る。 |
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24 | 23 | *fork* *spoon*
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| -可能であれば fork()/exec() が外部コマンドの実行に使われます、そうでない場合は |
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| -もう少し遅い system() が使われます。fork()/exec() が使われる場合は |+fork| が、 |
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| -system() が使われる場合は |+system()| が ":version" コマンドの出力に含まれます。 |
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| -これはコンパイルするときに変更することができます。 |
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| -(GUI バージョンのフォークに関しては |gui-fork| をご覧下さい) |
| 24 | +可能であれば fork()/exec() が外部コマンドの実行に使われる、そうでない場合は |
| 25 | +もう少し遅い system() が使われる。fork()/exec() が使われる場合は |+fork| が、 |
| 26 | +system() が使われる場合は |+system()| が ":version" コマンドの出力に含まれる。 |
| 27 | +これはコンパイルするときに変更することができる。 |
| 28 | +(GUI バージョンのフォークに関しては |gui-fork| を参照) |
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| -Unix では歴史的経緯で端末の更新が遅いことが予想されるので(例: シリアルライン端 |
| 30 | +Unix では歴史的経緯で端末の更新が遅いことが予想されるので (例: シリアルライン端 |
32 | 31 | 末、suntools でのシェルウィンドウ)、'showcmd' と 'ruler' オプションはオフをデ
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| -フォルトにしてあります。もし速い端末を使っているのであればこれらをオンにしてみ |
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| -てください: > |
| 32 | +フォルトにしてある。速い端末を使っているのであれば、以下の設定を試して欲しい: > |
35 | 33 | set showcmd ruler
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37 | 35 | Vim を xterm 上で使っている場合 'mouse' オプションを "a" にセットすることで
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| - Vim でマウスクリックを使うことができるようになります。X-server へのアクセスが |
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| -あれば GUI スタイルのコピー/ペーストが利用できます。そしてマウスをドラッグして |
40 |
| -いる間ビジュアルなフィードバックが得られるようになります。もしまだ xterm での |
41 |
| -マウスを使ってのコピー/ペーストを行いたい場合はマウスを使うときに Shift キーを |
42 |
| -押すようにしてください。参照 |mouse-using|。もし十分に新しい xterm を使っていれ |
43 |
| -ば 'ttymouse' オプションを通してドラッグする間にビジュアルなフィードバックを得 |
44 |
| -られます。 |
| 36 | +Vim でマウスクリックを使うことができるようになる。X-server へのアクセスがあれ |
| 37 | +ば GUI スタイルのコピー/ペーストが使用できる。そしてマウスをドラッグしている間 |
| 38 | +ビジュアルなフィードバックが得られるようになる。まだ xterm でのマウスを使って |
| 39 | +のコピー/ペーストを行いたい場合は、マウスを使うときに Shift キーを押すこと。 |
| 40 | +|mouse-using| を参照。十分に新しい xterm を使っていれば 'ttymouse' オプション |
| 41 | +を通してドラッグする間にビジュアルなフィードバックを得られる。 |
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46 | 43 | *terminal-colors*
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| -Vim で色を使う場合は次のような例を使うことができます(もし端末が色をサポートし |
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| -てはいるけれど "T_Co" が空かゼロの場合): > |
| 44 | +Vim で色を使う場合は次のような例を使うことができる (端末が色をサポートしてはい |
| 45 | +るが "T_Co" が空かゼロの場合): > |
49 | 46 | :set t_me=^[[0;1;36m " ノーマルモード(t_mr と t_md を消す)
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50 | 47 | :set t_mr=^[[0;1;33;44m " 反転表示モードオン
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51 | 48 | :set t_md=^[[1;33;41m " 太字表示モードオン
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52 | 49 | :set t_se=^[[1;36;40m " 強調表示モードから抜ける
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53 | 50 | :set t_so=^[[1;32;45m " 強調表示モード開始
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54 | 51 | :set t_ue=^[[0;1;36m " 下線モードから抜ける
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55 | 52 | :set t_us=^[[1;32m " 下線モード開始
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| -[ ^[ は <Esc> で入力するには CTRL-V <Esc> とタイプします] |
| 53 | +[ ^[ は <Esc> で入力するには CTRL-V <Esc> とタイプする] |
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| -本物の色端末では ":highlight" コマンドを使うこともできます。 |
| 55 | +本物の色端末では ":highlight" コマンドを使うこともできる。 |
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| -"tools/vim132" ファイルは Vim を vt100 もしくはそれによく似た端末上で 132カラ |
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| -ムモードで使うためのシェルスクリプトです。 |
| 57 | +"tools/vim132" ファイルは Vim を vt100 もしくはそれによく似た端末上で 132 カラ |
| 58 | +ムモードで使うためのシェルスクリプトである。 |
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63 | 60 | vim:tw=78:ts=8:noet:ft=help:norl:
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